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豆いすづくりの日々バックナンバー
 
 
 
2015.12.06
工房では、年内最終の豆いすを制作しております。
今日は、座板のはぎ付けの作業をしています。大きさは仕上がりで28×24.8p、厚みが2.5pです。柾目に木取った板に接着剤を着けて、ハタガネという道具で締め合わせ、少し大きめの1枚の板にします。1日以上締結してから平面を出し厚みを決めて、長さと幅を決め、座板の部材が完成します。 明日からは、背板の部材の木取り、加工の作業に入っていきます。

             

工房周辺は、初冬の風情になっております。
三日前から、10月に収穫した「エゴマの実」約6kgを搾油機を使って、油を搾っています。台風の影響や虫による被害で昨年より3kgも少なかったです。実験用の機械なので一度に入れられる量が少ないため、時間がかかります。作業は夕食のあと、部屋で夜な夜な2〜3時間かけていますが、黄金色の油を眺めると、種植えから定植、草取り、土寄せ、収穫、脱穀、洗浄などの苦労は忘れてしまいます。 あとまだ4〜5日かかりそうですが、嬉しい時間です。

             

 
 
 
2015.11.18
冷たい雨が、紅葉したイロハモミジの葉に、降り散っています。気温は高めのようですが、肌寒い一日でした。
工房では、週明けより「木のフライ返し」を制作しています。素材はミズメザクラ(別名アズサ)です。昔は弓の柄の材料に使われ、その弓はあずさ弓と言われたそうです。信州に多く生息していて、梓川やJRの特急あずさは、この木の名前から来ていると思われます。非常に硬くて粘りがあり折れにくい材料なので、フライ返しにはピッタリな材料だと思います。
今回は、少し小さいサイズの物もご依頼があったので、大小2種類を制作しています。
後日、小さい方も商品化したいと思います。

             

写真は、形に合わせて帯鋸(バンドソー)で切断し、ベルトサンダーで柔らかい曲線に研磨する工程です。明日からは、更に細かいペーパーで研磨に入っていきます。

 
 
 
2015.11.12
すっかり秋めいています。工房周辺のドウダンツツジ、ヤマボウシ、ナンキンハゼ、そしてイロハモミジなどなど、毎日毎日色模様が変化していきます。それぞれの樹木の紅葉や黄葉の盛りは別々で、短い命を感じる今日この頃です。1年は早いですね。

             

 
 
 
2015.11.02
今日は、長手盆の加工を終えて1回目の塗装が終了しました。このお盆はホームページの「過去の作品」を見て頂いたお客様から、ご注文を頂きました。長さが60p、奥行40p、高さ4.5pです。底板は一枚板のスギを使い、枠はケヤキでできています。スギの板の幅は38pあります。これだけの幅のある材料はなかなか見当たりませんが、数年前に製材所で見つけ、購入したものです。
スギは軽く木目が綺麗なのでお盆に向いていると思います。反面、柔らかく傷がつきやすいので、あらかじめ綺麗な傷を付ける「うずくり」の作業をしておきます。乾燥させたのち、2回目の塗装に入っていきます。もう少しで完成します。

                  

過去の作品」にない家具の制作も致しますので、お気軽にご相談下さい。参考までに、右の写真は、先日ご注文を頂いた「桧(ヒノキ)のベンチ」です。長さ120p、奥行40p、高さ40pの背板のないシンプルなベンチです。

 
 
 
2015.10.11
工房では、久々に豆いすが完成しました。毎回のことですが、木目が細かく綺麗で艶のある「東濃ヒノキ」を使っているので、実際に触れて頂ければヒノキの良さがご理解頂けると思います。

             

工房周辺は、少しずつ色づき始めています。最初にヤマザクラから始まりイロハモミジが紅葉する11月中旬までは、秋の風情です。(中央の写真、工房東の木がヤマザクラです)
そして、エゴマの刈り取りがぼちぼちです。9月下旬の長雨と台風で8割がた倒れてしまいましたが、穂の色が徐々に茶色になっています。穂の半分くらいが茶色になったら刈り時です。今日は雨でしたので、2〜3日後になりそうです。
昼と夜の気温の差がきつく、のど風邪をひいてしまいました。皆さんも風邪に注意して下さい。

 
 
 
2015.09.22
今日、恵那のお客様のお宅に、テーブルを納めて参りました。材料はタモ材で、大きさは長さ205p幅91〜98p高さ69p天板の厚みは65oあります。リホームされたお宅のリビングは広く、大きなテーブルでも充分に余裕がありました。お客様とは以前からの顔なじみで、妹さんと弟さんが私の子供たちと同級生という間柄でもありました。ご注文いただき大変嬉しく思います。ありがとうございました。

             

             

午後からは、稲架(ハザ)に干してあった稲を、友人の農家Fさんに脱穀をして頂きました。13日の稲刈りから10日です。収穫はモミで約50キログラム、例年の半分にも至りませんでした。残念。やはり肥料が少なすぎました。来年は、堆肥をたっぷり入れて備えることにします。

 
 
 
2015.09.12
秋雨前線と台風の被害は、東日本では想定外の大きさになってしまいました。つくづく台風、雨、地震、山火事などの災害に備えることの大切さを感じています。
幸いにも中部地方は、台風が通り過ぎた翌日から晴天に恵まれ、今日は稲刈りを少し始めました。
株が小さいこともあり、2時間程で7分の1ぐらい刈れました。明日中には終えたいと思っています。

             

工房では、テーブルの天板に、伝統技法である「寄せ蟻(落とし蟻)」の加工が完了しました。しっかりと天板に吸い付いています。週明けからは脚とヌキ・ツナギの加工に入っていきます。
 
 
 
2015.09.07
お盆を過ぎてから、ず〜と梅雨のような長雨が続いています。暑い夏も大変ですが、梅雨(秋雨)はもういいです。
エゴマの苗は随分と大きくなりました。今年は大きな実が採れるようにと、油かすを少し施肥したのが原因で、倒れる苗が2割ぐらいあります。土を寄せて補修しましたが再び倒れます。やはりエゴマは無肥料がいいようです。一方、稲の方は毎年落ち葉と草の堆肥だけなので、やせた感じです。こちらはもう少し肥料を与えるといいのですが、化学肥料は与えたくないし、来年は何か考えなくてはいけません。 天気になったら稲刈りが出来るように、週末は、しっかりと草刈り政雄君でした。気持ちの良い田んぼになっています。

             
    
工房では、タモの材料でテーブルを制作しています。2枚の板のはぎ合わせを終えて、表面を電気カンナで平らにし、厚みを決めて裏面を平らにしていきます。
長さが205p、幅90〜98p、厚みが7cmもあるので大変に重いです。タモ材の比重は0.7ぐらいなので、205×95×7×0.7=95428 約95kgです。頑張ります。
 
 
 
2015.08.15
日中は暑いですけど、朝晩は爽やかな風があって気分がいいです。ぐっすり眠れます。
山里暮らしの特権でしょうか。
昨年ヒノキのベッドを納めさせて頂いたお客様からご連絡があり、ベット柵を作ることになりました。
万が一にも落ちないように予防のためということでしたので、急遽制作しました。長さ60p、高さはベットの天端から25p全体では38p、厚みは4.6pになりました。ボルト4本ずつで両側に取り付けます。強度は充分にありますので、安心頂けると思います。金物屋さんが盆休みのため、週明けにボルトを調達し納品します。早くお持ちしたかったけど残念でした。

              

 
 
 
2015.08.03
暑い日が続いています。畑の土はカンカラカン、川の水を引いていますが水やりは大変です。夕立でもいいから雨が欲しいなあ。
先週末は、恵那のお客様のお宅へ、下駄箱を納めて参りました。スギの板を使った引き戸の下駄箱で、長さ171p奥行42.5p高さは脚部を除き105p、板厚は4.7pでどっしりした感じです。
スギは柔らかいので木目を出すためと傷がつきにくくするため「うづくり」を施してあります。
棚は6段で30〜33足収納できます。左側は傘の収納部です。
納品時には、ご主人に手伝って頂き大変助かりました。ありがとうございました。

             

 
 
 
2015.07.18
台風の影響もあり、16日から3日間よく降りました。幸いにもこの地方は災害もなく一安心でした。
週明けからは、一気に真夏のような暑さになりそうなので、くれぐれも体調にご注意して下さい。

さて、豆いすの加工の工程は、木取り→墨付け→穴あけ→ほぞ加工→面加工→仕上げの順になります。前回は後脚の穴あけまででした。、今日はほぞ加工と面取りのお話を。
後脚の上部は背板のほぞ穴に、下部は畳ずりのほざ穴に入るほぞを加工します。横切盤という機械で写真のように切込みを入れて、2枚のチップソーで切り落とし、ほぞが完成します。 次に脚を治具にはめ込み、斜めに切り落として、脚の形が出来上がります。

             

そして、面加工の工程に入ります。トリマーという工具で3ミリのアールの付いた刃物で、丸面に切り取っていきます。ほぞの部分は穴に入りやすいように、小刀で1.5ミリぐらいの角面を入れます。

             

これで、仕上げ(鉋掛け)を残して、後脚と前脚の完成です。        

 
 
 
2015.07.02

            

早くも7月に入りました。同時に季節も進んでいますよ。アジサイが盛りになり、ウワミズザクラには赤い実がびっしりと付いていました。離れてみると赤い花が咲いているようです。こんなに成ったのは初めてです。この実はおいしい果実酒になると聞いていますが、どうしよう?。 また東側には、ネムノキの花が微笑ましく咲き始めていました。夏ですね。

工房では、豆いすの前脚と後脚の部材の制作に入っています。
加工の工程は、木取り→墨付け→穴あけ→ほぞ加工→面加工→仕上げの順になります。
近ごろは、目が悪くなったので、角ノミ盤の機械を工夫して、穴を空ける位置を固定できるようにしています。そうすることで墨付けの工程を無くすことができます。左の際(きわ)と右の際を空けて、後から全体の穴を彫るというやり方です。少し手間ですが、目が悪いので安全かな?と思います。
今日は、前脚48本、後脚60本の穴あけの作業まで進みました。

            


 
 
 
2015.06.28
今日は、梅雨の晴れ間で、朝から爽やかな風が吹き、畑仕事を後押ししてくれるような一日でした。
午前中は、エゴマ畑の草掻きを兼ねた土寄せの作業をし、午後からは、隣の武並町の伊藤さんの畑に、エゴマの苗を頂きに行きました。
実は、5月下旬に蒔いた種の、発芽が悪かったり虫に食われたりして7割がた、成長しませんでした。それで先日に続き、今日残りの分の苗を頂き、移植が完了しました。
去年もそうでしたが、エゴマを種から仕立てるのは難しく、こぼれ種から自生する苗を移植する方が確実なことが分かりました。来年はもう少し頭を使って、やりたいなあ!
一方、稲の成長も、のんびりです。肥料は落ち葉の堆肥だけなので、毎年のように分けつは少なく、草は順々に紙を突き破って、稲を攻めている感じです。

            

 
 
 
2015.06.08
東海地方が今日、梅雨入りしました。4〜5日前から急に気温が下がり、気温の変化が身に沁みます。私もめずらしく3日前あたりから熱が出ていましたが、少し良くなってきたところです。
皆さんも、気温の変化にご注意なさって下さい。

さて、お待たせしておりました「引き出し(A4サイズ)」が完成しました。この引き出しはご自宅のテーブルや机の好きな場所に取り付けができる製品です。A4用紙が入る大きさで深さは4.2pあり、材はナラで、底板はヒノキを使いました。筆記用具やメガネやハサミなど細々した物が入ります。
取り付けできるのは、幕板のないテーブルや机に限られますが、大変便利な机に変身します。
                  

【取付方法は】
1. 取り付けたい場所を選び、鉛筆などで印しをします。
2. 机をあお向けにひっくり返し、印しの場所に引き出しを設定します。
                  

3. まずは片方の桟を引き出しの溝に合わせ設定し、ビスで固定します。
   (天板の材が硬い場合は、キリもしくはドリルで細い穴を空けてから締めます)
                  

4. 次にもう一方の桟を固定しますが、引き出しとの間にコピー用紙などを8折(約0.6o)したものを入れて、しっかりと引き出しを合わせ、ビス留めします。 紙を取り外せばスムーズに引き出しが動くようになります。
           

5. 引き出しが落ちないように、机をもとに戻します。(引き出しを外した方が安全です)
  
 
 
 
2015.05.25
お待たせしておりました豆机に続き、豆いすが完成しました。豆いすは各部材の在庫があったので、なんとか期日に間に合いました。少しほっとしています。
工房周辺では、季節がめまぐるしく進んでいます。ヤマボウシやエゴノキの白色、タニウツギのピンク、ドウダンツツジの赤色が清々しく咲いています。

              

          

我が家の日本ミツバチも、その花を求め忙しく巣を行き来しています。子供のエサの花粉や巣の材料となる蜜を一生懸命運んでいます。一時は元気がなかったのですが、近ごろ大変元気よく、あっちこっちへと飛びまくっています。 
 
 
 
2015.05.22
爽やかな日々が続いています。
今日は、先日完成した「ガラステーブル」を恵那市長島町のお客様のところへ納品に伺いました。
木目の美しいナラ材の天板を両サイドに置き、中央に12o厚のガラス板を載せ、その下にスライド式の引き出しを設けたデザインになっています。大きさは、長さ210cm、奥行87p、高さ68pです。
天板をつなぐ2本の反り止め桟の接合は鬼目ナットとステンレスのビスで合計20か所で取り付けました。初めての構造で鬼目ナットの位置決めやバランスに注意を払いながら仕上げていきました。
事務所での打ち合わせや応接用として使われますが、お客様には「ゆっくり落ち着ける雰囲気になりました。」と喜んで頂きました。


                
  
 
 
 
2015.05.16
ガラステーブルが、ようやく仕上がり、1回目の塗装を終えました。思っていたよりかなり時間がかかり、その間に豆いすと豆机の在庫がなくなってしまいました。昨日から、豆いすの背板の加工と豆机の天板の木取りをしています。

             

季節は早い足取りで進んでいますね。例年より10日ほど早く「ヒトツバタコ」別名「なんじゃもんじゃ」が見ごろを迎えました。この木は、1988年3月に、この地に工房を構えた時に記念に植えた木です。
今では、街路樹として名古屋でも多くみられます。甘い香りのする可憐な花で「初夏の花嫁」といった感じの優しい樹木です。

         

そして昨日夕方、田植えが完了しました。100坪程の田んぼですが、幅160pの紙マルチを敷きながら後ろ歩きで苗を植えていきます。初日に2列、2日目3列、3日目2列、そして昨日最期の2列を終え、4日間で8〜9時間かけて完了しました。体力的には1日2時間が限度の老体ですが、「今年もやったなあ」と感慨深いです。 1998年から始まった18回目の田植えでした。

 
 
 
2015.04.27
今日は、こんな山里でも初夏のような陽気になっています。
今年は2年ぶりに、ウワミズザクラが早くも咲き始めています。一昨年前2013年の5月7日の日記に紹介しましたが、10日も早いです。新たに2本発見し工房西の森には4本を確認しました。ウワミズザクラは咲くまでに10数年かかり、咲くのも2〜3年おきですが、ヤマザクラと同じように優しく美しい樹木です。

                  

昨日の日曜日は、友人でもある農家のHさんから毎年お借りする耕運機で、工房西にある田んぼを起こしました。今年も上の小さい田んぼ2枚はエゴマの畑になります。

                      

工房では、ガラステーブルの制作が続いています。全く新しいデザインなので考え考えながら進んでいます。
           

 
 
 
2015.04.24
朝から仕事の合間合間にミツバチの巣の点検をしていました。
女王蜂が入っていると思い、別の場所に仕掛けていた巣箱を左隣に移動して別の分蜂を期待をしていたところ、真ん中の丸太の巣箱からミツバチが移動したりして、おかしな動きになりました。
動きから予想されるのは、まだ女王蜂が入ってないということかなと思いました。
昼食をさっさと済ませ、様子を見ていたら、午後1時ごろ周囲から急に大群のミツバチが、女王蜂を連れてやってきました。猛烈なブーンブーンの羽音です。丸太の巣箱の上空を舞い順番に巣を目がけ、突進して来ました。巣の入り口周辺はミツバチのかたまりになり、一斉に中に入っていきました。
3000〜5000匹ぐらいは分蜂するそうです。知人から教えて頂きました。
大きなミツバチの巣は10000匹〜20000匹になるそうで、この季節に子孫を残すため、女王蜂が女王蜂を生み、新しい女王蜂を残し古い女王蜂が半分のハチを連れて分蜂するからです。
全員が巣の中に入るまで15分ぐらいかかりました。写真は、大群がやってきたところから全員が入っていくまでのものです。よくわからないかも知れませんが、感動的なドラマを見ることができました。

             

             

 
 
 
2015.04.23
今日は、嬉しい一日でした。朝から爽やかな風が吹き、ヤマザクラの花びらが舞い、ミツバツツジの紫色や新緑の緑がまぶしい春爛漫の日和でした。暖かさの影響もあってか、昼ごろからミツバチがいつもよりよく飛んでるなあと思ってました。工房のガラス窓でつかまっていたミツバチを、3月から仕掛けていた巣箱に移したところ、20分後ぐらいには仲間を数10匹連れて飛び回っていました。たぶん捕まえて移したミツバチは、分蜂のための偵察ミツバチだったようです。見る見るうちにミツバチは増えていきました。巣箱が気にいったようです。知人のミツバチ博士に聞いたところ、たぶん女王蜂も入っている可能性が高いかも!とのことでした。明日ぐらいから働きバチが花粉を持ってくるようなら、分蜂完了らしいです。明日が楽しみです。

             

 
 
 
2015.04.19
今日は、朝から細かい雨が降る日曜日です。ヤマザクラが昨日開花し、今日は5分咲きぐらいなのに少し散り始めてもいます。ヤマザクラは3〜4日で満開になり直ぐ散ってしまいます。非常にいい季節なのに、雨が憎らしいです。
ところで、先月、ヒノキのベッドを作りました。お客様のマットの幅が140cmと広いので部材を厚くして、ボルトでしっかり止めたものです。頭側の鏡板には、栗の切り抜きをしてアクセントにしました。
ぴったり納まり、喜んでいただきました。

              

               

 
 
 
2015.04.12
今日は、4月に入ってようやく春らし一日でした。ユキヤナギやサクラが満開になり、ミツバツツジやハナモモが今にも咲きそうです。木々の新緑も優しく、これからいい季節が始まろうとしています。
畑では、エゴマの準備が始まっています。昨年は約2.5Lの油を採りましたが、今年は5Lを目標にしています。昨年は肥っけが少なく実が小さかったので、今年は、軽トラ1杯の堆肥を入れました。
豆いすの塗料分に加え、食用にも使えると嬉しいです。

            

工房では、豆いすが5脚完成しました。明日からは、ガラス板を使ったテーブルの制作に入っていきます。
                                        
    
    
 
 
 
2015.03.15
昨日、恵那のお客様のお宅に、スウィートアームチェアを納めて参りました。
テーブルとスウィートチェアと共にようやく全てが揃いました。ご注文を頂いてから半年もかかってしまいましたが、大変喜んで頂き、肩の荷が下りて少しほっとしています。ありがとうございました。

         

さて、先日より工房の西側にある森の整林作業が進んでいます。松の木を3本、桧を1本伐採。
ヒノキの良い部分は材料として、その他は来冬用の薪にします。チェンソーの調子がすこぶる良くて仕事もはかどり気分爽快。美味しいビールを飲んでます。

             
 
 
 
2015.03.09
難航していました「スウィートアームチェア」が、ようやく完成しました。長年使ってきた機械が微妙に正確さが欠けてきたため、メンテナンスをしていました。
アームの接合は、留め(45度)の面に溝を切って本ざねを差し込み4本の木栓で固めました。3次元の曲面は、ほとんど手加工で仕上げているため、根気のいる作業でした。
スウィートチェアと同様、背板の中央部にくぼみを付けた新しいデザインになっています。背中にあたる感じは大変気持ちよく、苦労のし甲斐がありました。

                  

                  
 
 
 
2015.02.03
昨日、恵那のお客様のお宅へスウィートチェアを納めて参りました。昨年末に、ナラのテーブルを納めさせて頂いてから1ヶ月以上もお待たせしてしまいました。座板の座繰り具合や背中のあたり具合の感想は良好でした。これから長く使って頂くことになりますので、後日また、ご感想をお聞きしたいと思います。残りのアームチェアも新たな試みで制作に入っていきます。

                  
 
 
 
2015.01.31
スウィートチェアが完成しました。座板には、ミズメザクラを使いました。
温もりのある赤みかかった色が特徴です。お尻の形に合わせて、座繰りを入れています。真っ直ぐに真ん中に座ると、お尻を包み込み、背中はツボを柔らかく押してくれるような座り心地です。

                         

ヒノキで制作している「桧のチェアーA型」という商品がありますが、そのデザインと比較すると脚や背板がシャープな曲線になっています。ヒノキの場合、あまり肉厚を細くすることができませんが、ナラは強度があるので細くできます。写真では十分には伝えられないのが残念です。次の展示会には是非出展したいと思っています。                              
                   

 
 
 
2015.01.25
週明けから、ダイニング用の椅子「スウィートチェア」の制作に入っています。今日は、脚・背板・幕板・・ヌキなどの部材を仕上げて、組み立てまでの作業でした。
この「スウィートチェア」は、材料はナラ材で大きさは幅42p奥行き47cm高さ65pです。脚は100分の10の傾きがあり、安定感があります。背板は、はせ工房オリジナルの形になっていて、真っ直ぐに座ると背骨が当たらない「くぼみ」があり腰のツボを押すような感じがあります。座り心地は大変にいいですよ。

           

明日は、隅木を取り付け、座板の木取りと加工に入っていきます。
 
 
 
2015.01.17
今日は、最高気温が4度で、お日様もなくみぞれが降る寒い一日でした。
豆いすが13個出来上がりました。毎回作品が完成すると、かぼちゃ印の焼印をします。豆いすの場合は座板の裏です。

           

私は、1984年4月に岐阜県の美濃加茂高等技能専門校の木工工芸科に入学し、1985年4月に家具工場に就職し、1986年4月にかぼちゃ工房を設立しました。1988年3月に住まいを恵那に移し、1年後ぐらいに、屋号を「はせ工房」に変更しました。
かぼちゃの焼印は、その当時制作したもので、現在まで使用しています。
 
 
 
2015.01.13
年が明けて13日目です。早いですね。お蔭様で年初より、豆いすのご注文が続いています。ありがとうございます。仕事始めはダイニング用の椅子でスタートしましたが、急遽豆いすの制作に入りました。
今回は13セットで部材を揃えています。昨日は背板の仕上げが終了し、今日からは残りの部材「畳ずり」を作っていきます。

                  
 
 
 
2015.01.01
明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとって、穏やかで素晴らしい年でありますように心よりお祈り申し上げます。

今年も真心を込めて、地球に優しく、人にも優しい作品を制作して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
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