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昨日あたりから急に寒くなり、ようやく冬の厳しさが身にしみるようになりました。毎年の事ではありますがこの寒さはちょっと辛いです。今年もあと2週間程で終わろうとしていますが、最後の「豆いす」(子供椅子)の制作の追い込みもあり、ホームページの更新も今日で今年の最終になります。
この1年いろいろな事がありましたが、私としては自然が豊かなここ恵那・笠置山の麓で、物づくりを続けさせて頂いている事に大変感謝しております。これもひとえにお客様のお陰と思っております。本当にありがとうございます。これからもひとつひとつ心を込めて制作に励んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
【年末年始休業のお知らせ】
はせ工房は12月31日〜1月3日までをお休みとさせて頂きますので、ご理解を頂きますようお願い致します。 |
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本日から20日まで、札幌市のコンチネンタルギャラリーにて「第1回北の動物大賞展」が開催されています。私も出展しました所、入賞はできませんでしたが入選致しました。出展したのは「桧の子馬」をアレンジした「桧のバンビ」です。
「桧の子馬」と同じように木目を活かして制作してありますが、足を普通の4本足にしました。お子様がまたがって、頭の取っ手をつかみ遊んだりします。3本足の方が動きやすいのですが、4本足は安定がいいので腰掛け代わりにもなると思います。
この作品は後日、定番作品にする予定をしています。
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先日、豆いす(子供椅子)の材料である桧(ヒノキ)を仕入れて来ました。今回も仕入先は岐阜県の加茂郡七宗町にある(株)丸七ヒダ川ウッドさんです。東濃桧の大径木を扱う老舗の製材所で、非常に質の良い桧を扱っています。前回もそうでしたが今回も、木目が細かく香りが良く、製材している時など工房中が桧の香りでいっぱいになります。
今日から豆いすの座板の木取りに入りました。座板は数枚の柾目の板を「接ぎ付け」するのですが、その木目の細かい材料を使います。大変美しい木目です。こんな良質の材料を使えるのはこの地方に居る特権でしょう。
柾目の板を使う理由は2つあります。1つは反りが少なく、収縮率が板目の10分の1なので縮みにくい事、そしてもう1つは見た目が均一な事です。
板目ですと模様がそれぞれ違うので、お客様のイメージも違ってきます。それを防ぎ、なるべく同じような「豆いす」にするためにも柾目の板を使っています。柾目で制作するのは手間と時間がかかりますが、ここがはせ工房の自慢の一つです。
明日は、接ぎ付けに入ります。頑張ります! |
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先日、畳ベッド(長さ214cm×幅120cm×高さ68cm:畳部分35cm)をお客様のご自宅に納めて参りました。納品の際にデジカメをよく忘れるため、デジカメ機能を持つ携帯電話に変えたのでしたが、その日はその携帯電話すら忘れてしまいました…年と共に物忘れが増えて困ります。
今日は他の用事もありましたので、そのお客様宅に伺いし写真を撮らさせて頂きました。「シンプルでどっしり感があって気に入った」と言われ、私も大満足の日となりました。
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11月15日は、恵那市のまきがね体育館で恵那産業博覧会「VIVA!!Jivaフェスタ
in ENA2009」が開催されました。はせ工房の展示ブースにもたくさんの方にご来場頂きました。ありがとうございました。
屋外には、明智鉄道に採用予定のビーグル列車(レールと道路の両方走行可能)も展示されました。北海道で活躍中の列車のようです。

商工会議所木工部会の催しは、「手作りロクロと電動ロクロの体験」でしたが、私も初めてロクロで楊枝(ようじ)入れを作る事が出来ました。家具作りとは技術が違い、集中しないと回転している材料に一瞬で刃物が取られてしまいます。いい体験ができました。 |
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工房では、畳ベッドの加工が終了しました。上部の木の枠の中に長さ180cm×幅90cm×厚み5.4cm(1寸8分)の畳が入るわけですが、先日畳屋さんが確認のための寸法取りに来られました。畳屋さんも現物を確認し、ご自身で寸法を取る事によって微調整をされるようです。さすが職人さんです。
その後、組んだベッドを外して塗装に入りました。
ちなみに、今回の写真は新しい携帯電話で撮りました。カメラ機能が優れていて、なんと1000万画素です。デジカメをよく忘れるため、携帯なら忘れないだろうと以前から考えていました。便利なのですが、操作が分りにくく理解するのにしばらく時間がかかりそうです…。 |
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このところ秋晴れが続いて気持ちがいいですね。特にこの季節の夕暮れは美しく、見とれてしまいます。ただ、悩みがひとつ。…ここ4〜5日、毎日のように「イノシシ」が田んぼ周辺に出没しています。ミミズを捕るために、あぜや崖の根元などの湿ったところの土を掘り返し、ボコボコにしてしまいます。食欲の秋なのか運動の秋なのか知らないけど、後片付けをする時間を弁償して欲しいものです。(笑)
工房では、畳ベッドの部材の加工がほとんど終了しました。畳の下には、桧(ヒノキ)のすのこが入る構造ですが、その部材の木取り・加工も終えて、水引(仕上げの前に水分を与え圧迫された部材を元に戻す事)をしたところです。明日はかんなをかけ、仕上げに入る予定です。

そして、今夜は「恵那産業博覧会(VIVA!! JIVAフェスタ)」の打ち合わせが商工会議所であったので参加してきました。今年は展示ブースの隣に販売ブースを設ける事になりましたので、機会がありましたら是非見に来て下さい。 |
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畳ベッドの制作が進んでいます。普通のベッドの上に楢(ナラ)材の木枠を載せ、その枠に180cm×90cmの畳を入れる構造です。
その枠材には長さ207cm、幅15cmの材が2本必要でしたので、250cmの一枚板を奮発しました。
昨日はその一枚板を「帯のこ盤」で2枚に挽き、15cm幅に加工する工程でした。反りを取って平らに仕上げると、4.5cmの厚みが3.6cmになりました。
今日は墨付けをし、ほぞ穴を掘って、ほぞの加工をします。ベッド本体の部材も含め、部材の加工から仕上げへと進んでいきます。
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工房の周辺は、すっかり秋の風情になりました。毎年、最初に紅葉するのは工房の前にある「ヤマザクラ」です。今年は紅葉する前から落葉し始めていますが、その近くにある「ナンキンハゼ」が鮮やかに染まりつつあります。
田んぼの脇にある柿は「次郎柿」ですが、そろそろ食べられそうです。今朝、「オニグルミ」の木にリスが胡桃(くるみ)の実を食べていました。突然出くわした私を見て急いで逃げていきましたが、秋だなあと感じました。
工房では豆いすが完成し、昨日からベッドの制作に入りました。素材に楢(ナラ)の木を使った、マットでなく畳のベッドになります。 |
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工房では「スツール」の制作をしています。材料は厚み4cm程の楢(ナラ)の一枚板で、角を優しい曲面にした4本脚タイプです。サイズは、長さ42cm×幅38cm×高さ40cmになります。
天板との接合には「楔(くさび)丸ほぞ」を用いてあります。普通ほぞは天板の面で切断しますが、2mm程ほぞを長くして切断しアクセントにしています。
同じ面(ツライチ)の方が仕事としては楽なのですが、年月が経過すると天板の厚みが痩せてほぞが少し出てくるので、あらかじめ出しておくという事もあります。

明日は長椅子(スツールを長くしたもの、背もたれなしのベンチ)の制作に入ります。 |
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先週16日、清々しい秋空の下で稲刈りを終えました。心配していた「イノシシ」のいたずらもなく、無事に終えた事が嬉かったです。電柵に似たビニールの柵や、周囲の草刈りを頻繁にして見通しを良くした事が、「イノシシ」にとっては不気味だったのでしょう。
今年の稲の出来具合は、まだ玄米にしていないので正確な所は分からないのですが、稲わらの量自体は例年より多いです。近所の農家の話によると、梅雨の長雨の影響で「わらは多いが未成熟の籾(くず米)が多く収穫は少なめ」という事らしいです。
10日〜2週間ハザ干しをした後で脱穀と籾摺りをして、ようやく玄米になります。新米が楽しみです。
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昨日(11日)は、豊橋のお客様の所へメンテナンス指導に出掛けました。今年の3月に納めた楢(ナラ)のテーブルとアームチェアーです。
大切に使われていた事もありほとんど汚れはなかったのですが、240番のペーパーで軽く研磨して汚れを拭き取り、植物性のオイルを塗りました。しっとりした後に軽く拭き取って出来上がりです。艶がなくなったら、同様にメンテナンスをされると実に味わい深い色になっていきます。
帰りは久しぶりに海が見たくなり、蒲郡の竹島海岸に寄って英気を養ってきました。更に、岡崎を通ったので岡崎城(時間が遅く天守閣は閉館していましたが)も見学して来ました。お客様にも満足して頂き、いい一日でした。
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先日、修理と再塗装をしたテーブルをお客様の所に納品しました。1987年…今から22年前、家具調コタツが流行っていた頃にご注文を頂き、木目の綺麗な楢(ナラ)材を使い、漆で仕上げて納めたものでした。
2ヶ月ほど前にお客様から「座卓で使う事が少なくなったのでテーブルにして欲しい」というご連絡を頂きまして、後日お伺いして相談した結果、取り外しができるような脚を制作して高さ68cmのテーブルにする事になりました。
脚は予算の事もあり、漆仕上げでなく植物性オイルで少し着色をして仕上げてあります。そのため若干色合いが違いますが、天板を再塗装した事もあり見違えるように綺麗になりました。
お客様には大変喜んで頂き、私も嬉しい仕事ができて、なんだか幸せな気持ちになりました。これで、あと20年は再塗装なしで充分に使えると思った次第です。 |
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数日前ではありますが、田んぼにイノシシが入りました。畦(あぜ)にいるミミズを食べるためにボコボコに掘られました。特にひどかったのは、上と中の田んぼの間にある畦(あぜ)でした。
近隣の田んぼは、ほとんどが電柵(電気を通した電線で周りを囲み、触ると痺れる柵)で防御していますが、我が家の田んぼはまだイノシシに見つかっていなかった事と、電柵には費用が掛かるので敬遠していたのです。

今回は幸いな事に稲が10株くらい倒されただけでしたが、放って置くと稲を食べたり泥んこ遊びをされて全滅になるらしいので、まずは周りの草を刈って綺麗にし見通しを良くしました。
そして意味はないかもしれませんが、ビニールテープで田んぼの周りを囲みました。又、アンテナ用のコードが余っていたので、それに鈴をつけてイノシシが出てきそうな所に設置しました。触れた時の音で逃げる事を期待しています。更に、イノシシは臭いに敏感らしいので、田んぼの周りと出てきそうな所一帯に木酢液を撒きました。その臭いを嫌うかどうかは分りませんが…。
夜になって強い雨が降りだしたので、残念ながら木酢液は流れてしまうかな…明日もう一度撒いてみます。稲刈りは9月中旬の予定なので、あと1ヶ月間なんとか守り切りたいです。 |
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梅雨が明けて夏らしい日が3日間続きましたが、今日は昼からまた雨になりました。アジサイも盛りからおだやかに色が変わって、人間でいうならちょうど私ぐらいかな?…少し枯れて味わいが出てきた感じです。(笑)
工房では「豆いす」の制作に取り掛かっています。部材の木取り、加工、仕上げを終えて、役者を決め妻側の組み立てをしています。

「部材の役者を決める」…いい言葉です。監督になった気分です。今回は12個を制作しますが、まずは個々の部材の向きや方向を決めて加工をします。加工された部材は、なるべく似た木目の部材どうしに合わせて組にします。
この役者を決める時間は、木と対話をしている時間とも言えます。各々の部材の要望…「俺のこの綺麗な木目を生かしてくれ」とか、「私の優しい木目をいい角度で見えるようにお願いね」などを総合して決めていく、物づくりをしている私たちの幸せな時間です。
さぁ、明日はいよいよ畳ずりを組んで、背板と座板の加工に入っていきます。 |
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毎日毎日よく降ります。雨の切れ間に、気になっていた工房の前にある土場の草むしりをしました。日照時間が少ない事もあり草に勢いはないですが、草刈りと違い草むしりは結構腰にきます。この時期、草刈り機を使っての草刈りは毎週していますが、たまには根っこごと草をむしるのも必要かと思い挑戦してみました。時間は3倍かかりますが、まあまあ綺麗になりました。
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工房では、楢(ナラ)材のローチェアーが完成し、このあと塗装に入る所です。このチェアーは左片アームチェアーと右片アームチェアーを納めたお客様からのご注文で、間に置くとベンチになるように造っています。
最近、お陰様で体調が良くしっかりと働けるのですが、気をゆるめず「道具」と同様に「身体」の手入れも頑張ります。 |
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「ご愛顧ありがとうキャンペーン」で当選された渡辺様から喜びのメールを頂きました。(詳しくは当選者の声のページをご覧下さい。)
メールを見て娘さんが喜んでいる姿を想像できました。私もいいプレゼントをする事ができて嬉しく思います。抽選会は年に2回となりますが、なるべく続けていこうと思っています。今後もたくさんの笑顔を生んでいければ…と思います。 |
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早いもので今年も半分が過ぎ、今日から後半が始まろうとしています。
本日は「ご愛顧ありがとうキャンペーン」の2009年上半期の抽選会を第三者立会いの下で行いました。抽選方法は、「豆いす」「豆机」のご購入者に番号を付けさせて頂き、宝くじの抽選と同様に10の位と1の位を第三者に引いて頂きました。その抽選結果は「ご愛顧ありがとうキャンペーン」をご覧下さい。
次回は2009年下半期分を来年1月に行います。これからもどうぞよろしくお願い致します。 |
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梅雨らしく、よく雨が降っています。おかげで周辺の木々や草花は生き生きとしており、私は梅雨の季節が意外と好きです。

先日、お客様から「豆机」の再塗装を依頼されました。豆いすと一緒に使っていたお兄ちゃんが一年生になり、妹のお子様がもうすぐ2歳になられるので、綺麗にして譲ってあげたいという事でした。
これだけシールを貼ってあると、もっと貼って使うのも面白いのですが、やはり綺麗に剥がして再塗装を致しました。まずは、手でシールを取れる分だけ取り、次にテレピンオイルを天板に浸し、よく研いだ幅広の鑿(のみ)の刃を立てて、ネバネバした接着剤を剥つっていきます。
それを2回行い、乾いた後に「仕上げサンダー」で研磨をします。その後は植物性無公害オイルを2回塗布しました。
この工程でまずまず綺麗になります。家具の修理や再塗装をご希望する方は、是非参考にして下さい。 |
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一昨日と昨日に開催された「木工展
-木に人生を託す人たち-」には、大勢の方にお越し頂きました。本当にありがとうございました。
中日新聞の岐阜東濃版に大きく取り上げて頂いた事もあり盛況でした。私的には何年かぶりに写真が載って少し恥ずかしいかったのですが、正直嬉しかったです。 |
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今日から、途中になっていた豆いすの制作を再開します。今週中には完成してお届けできますので、もうしばらくお待ち下さい。
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今日は1日中曇り空で、ちょっと肌寒い一日でした。工房の脇には「ハコネウツギ」の花が咲き始めています。ハコネウツギもアジサイのように最初は白い花が咲き、日に日にピンクや赤に変わっていきます。
工房では、木工展に展示をする「欅(ケヤキ)のハイチェアー」を制作しています。座板の形はタマゴのような変形な楕円をしています。テーパーをつけた丸棒4本脚の妻方向と長手方向に貫(ヌキ)を入れる、シンプルなデザインです。脚や貫(ヌキ)の丸棒は、旋盤を使わず反りがんなで削っていくので線が優しい雰囲気になります。
明日は座板の面の仕上げに入ります。
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ここ恵那地方ではヒトツバタコ(別名なんじゃもんじゃ)が有名ですが、今が見頃になっています。
この木は、21年前に恵那に移り住んだ時の記念に植樹した木ですが、雪が積もったように白い花がいっぱいに咲き、やわらかく甘い香りがうっとりさせてくれます。
又、タニウツギのピンクの花も、今年は花芽が多く咲いていました。 |
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先日、田植え(手植え)が終了し野良仕事が一段落しました。工房では6月13日(土)、14日(日)に開催される「木工展
-木に人生を託す人たち-」に向けての制作に励んでいます。 |
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先日、名古屋のお客様まで納品にお伺いしました。栗(クリ)材で制作した学習デスクを2セットだったのですが、お二人の姉妹が1つずつお使いになられるとの事でした。
天板は同じ栗(クリ)の木で、しかも隣り合わせの板を使いましたので木目も似ています。工房でそれぞれの姉妹の名前を彫って納品したいとご相談したところ、お二人は「見てから自分たちでどちらを使うか決めたい」との事でした。
さて、納品時にお二人の意見を聞いたら、最初はお互いに片方のデスクがいいと言って譲りませんでした。私もご両親も困ってしまい、もう一度考えてもらって意見を聞いたら、今度はお互いとも違う方を選んで譲らずでした。
結局、私が決めることになり、木材の樹心に近い若干大きめの板の方をお姉ちゃんに使ってもらう事にしました。
そして、子ども達が見ている前で名前を彫ったのですが、私にとっても、お客様ご家族にとっても思い出の一日になったと思います。 |
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昨日は朝から一日中、みぞれの様な冷たい雨が降ったりやんだりの寒い一日でした。
先日の日記でご紹介した家具(文机と座卓)の修理と再塗装が完了し、納めてきました。栗(クリ)や欅(ケヤキ)の文机の木目が美しく、お客様にも大変喜んで頂きました。天板を研磨し植物性の無公害オイルを2度塗りましたが、いい色合いになり本当に良かったです。(座卓は納品の際、写真を撮るつもりが忘れてしまいました…。)
追加で「昔使っていたコタツの天板(ケヤキ材)をテーブルに再生して欲しい」というご注文を頂きました。この地域は、昔から付知や加子母の木材業者が板を持って行商に来る事があり、どこの家庭でもこのような家具を使っていたらしいです。お客様のお話を聞きながら、ぼんやりとそんな風景が浮かんできました。
PS.はせ工房では家具の修理や再塗装、又は再生を致しております。地域によっては対応できない場合もございますが、お気軽にご相談下さい。 |
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ヤマザクラの花びらは風にゆられて雪が降るように散っていき、一気に木々の新緑が清々しくなりました。
先日、近くに住むお客様から家具の修理及び再塗装の依頼を受けました。小さな文机が2つと座卓が1脚ですが、どれくらい綺麗になるか私自身も楽しみです。
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つい先日までは朝晩寒かったのですが、急に夏を思わせるような陽気になっています。工房の周りもソメイヨシノが一気に満開になり、ユキヤナギも盛りで、ミツバツツジやハナモモが咲き始めています。春爛漫と初夏が同居している感じの笠置山です。 |
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工房では栗(クリ)の板を使った祭壇が完成して、現在は同じく栗(クリ)材のデスクを制作中です。 |
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気温の差が大きく朝晩は寒い笠置山ですが、ようやく春の訪れを感じています。梅が盛りの中、コヒガンザクラがもう少しで咲きそうです。又、工房の西の雑木林ではコウヤミズキやショウジョバカマ、コブシが咲き始めています。 |
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工房では、「桧の学校の椅子」が3脚完成しました。持病である首の神経痛がぶり返してきて少し気が重いのですが、高校野球やWBCの選手たちの頑張りに刺激され、もう少し、もう少しと自分に鞭を打っています。 |
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一昨日は豊橋のお客様まで納品にお伺いしました。長さ185cm×幅100〜105cm×高さ65cmの楢(ナラ)材のダイニングテーブルと、先日完成した楢(ナラ)材のアームチェアー2脚の納品です。
テーブルの天板の重量が約70kgありましたので大変でしたが、なんとか設置を完了し、引き出しを2杯取り付けました。お部屋のフローリングが楢(ナラ)材でしたので、ぴったりとマッチした印象を受けました。
お客様には11月の中旬に板を決めて頂いて、その後に高さや脚の形をお打ち合わせし、今回ようやく納品ができました。大変長らくお待ち頂きましたが、喜んで頂けたようで安心致しました。
帰り道は道に迷ってしまい、結局新城市を経由する事に…ひたすら国道257号線を走っていくと、ふと変わった木造の建物が目に入りました。立ち止まって見学していたら、ご近所の年配の女性がその建物の由来を教えて下さいました。
現在はコンクリートで成型した電柱が一般的ですが、昔は木材(多分杉材)の電柱でした。(若い人は知らないかもしれませんが…。)ここは、その木材の電柱に防腐剤を注入する施設という事でした。
上部に設置してある「樽」から、自然落下の圧力で木材の木口に薬剤を注入するという装置で、大変に忙しい時代があったようです。数年前に廃業され、現在は隣の敷地で設計事務所をされていると説明して頂きました。
興味が沸いてその「榑(くれ)建築設計室」を尋ねた所、快く向かい入れて下さり色々なお話をお聞きする事ができました。社長であり設計士でもある石榑さんは、大きな木造建築から個人住宅までを設計施工し、数々の賞も受けられている方でした。石榑さんからは木に対する想いも伝わり、とても素晴らしい出会いとなりました。 |
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ご注文頂いているアームチェアー2脚の2回目の塗装が終了し、完成致しました。このアームチェアーは、巾68cm×奥行60cm×高さ78cmでナラ材を使用しています。
ゆったりした休息用の椅子としてデザインしましたが、今回は座の高さを2cm高くして食卓用にも使えるようにしてあります。 |
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本日の午前中は「豆いす」の制作をしておりましたが、午後からは以前から気になっていた…と言うより迷っていたのですが、
敷地内にある「ヤマザクラ」の木の伐採をする事にしました。
元口の直径が40cmほどと自分が伐採できるギリギリの大きさでしたので、慎重に作業を進めました。25年ぐらいの木なのでかなり不安がありましたが、思い通りの方向に倒す事ができて良かったです。 |
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片付けに夕方までかかりましたが、マンサクの花と、いつの間にか咲いていたアセビの花が疲れを癒してくれました。 |
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今日は午後から岐阜県各務原市に行く用事があったので、帰りに「小林三之助商店」の市場に寄ってきました。日本でも有数の広葉樹の市場ですが、今月2月12日の市に備えて木材が並んでいました。 |
巨大な材木はありませんでしたが、それでも直径1メートル近いケヤキが多くありました。一番多くあったのはロシア産のタモ材で、国産材が少なくなった分、場所を陣取っているようでした。
はせ工房に現在ある広葉樹は、こちらの「小林三之助商店」から購入したものです。その当時の担当者は、現在可児工場の工場長になられたと聞き、当時を思い出して嬉しくなりました。現在はせ工房の仕入れは「ヒノキ」を主体にしていますが、その仕入先を紹介してくれたのが彼でした。
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そしてその帰り道、ヒノキの仕入れ先である「丸七ヒダ川ウッド」に寄って、軽ワゴン車に材料を一杯積んで帰ってきました。
「丸七ヒダ川ウッド(旧名:飛騨川木材)」のヒノキは実に美しいです。こちらが扱うヒノキは木曽地方・東濃地方のものが主体ですが、やはり香り、艶、木目共に群を抜いています。 |
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現在制作中の楢(ナラ)のテーブルは、長さ185cm×幅100〜105cm×高さ65cmの大きさで、高さは低めですが大きなテーブルです。大きいと同時に重さも100kg程の重量になるため、天板部分と脚部部分を分けて制作しています。
以下の写真は、脚部のつなぎを「楔(くさび)ほぞ」で接合する工程です。楔(くさび)の材料は「ミズメザクラ(別名アズサ)」を使いました。ミズメザクラは楢(ナラ)と比べると赤みがあるのでアクセントになりますので、今回は千切り(ちぎり)や一部部材としても使用しています。
もうしばらくで完成します。
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今日は、天気は良かったんですが真冬の冷たい風が強く、寒い一日でした。明日の朝はマイナス8度の予報で、しばらくは寒い日が続きそうです。
工房ではナラ材のテーブルを制作中です。写真は「隠し雇い実(やといざね)接ぎ」の工程ですが、これは雇い実の溝を端から5cm手前で止めて、外からは実が見えないようにする工法です。実を使わない「いも接ぎ」と比べると接合が強力になります。
このテーブルは幅50cm程の2枚の板を「接ぎつけ」して、100cm程の天板にする予定です。 |
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昨年末から継続していました「桧(ヒノキ)の豆いす」の制作がようやく完了しました。年末大晦日に風邪をひき、完成が少し遅れてしまいました。お待たせしていましたが、塗装が乾き次第出荷させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
今日は、寒い一日でしたが、季節はちゃんと進んでいますね。蝋梅(ロウバイ)の花が今年も一番に咲き始めています。毎年この寒い時期に良い香りを放って逞しいものです。
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新年あけましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は多くの皆様に助けられて、頑張りきることができました。本当にありがとうございました。今年も、より一層丁寧な物づくりを心がけていきたいと思っています。
【年始休業のお知らせ】
はせ工房は1月1日〜4日までをお休みとさせて頂きますので、ご理解を頂きますようお願い致します。 |
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