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今年もあとわずかになってしまいましたが、本当に1年が早いです。出来なかった課題もありますが、1月に多治見で「き業展」出展、6月に名古屋で「木の家具40人展」に出展、秋には例年のごとく稲(コシヒカリ)を150kg収穫、初めての「エゴマ栽培」でエゴマ油を80ml搾油するなど、「豆いす」作りを仕事の柱として、山里の暮らしが出来た事に感謝しております。
「豆いす」を購入して頂いたお客様、テーブルや椅子をご注文して頂きましたお客様、そして「はせ工房」を応援して頂きましたお客様、本当にありがとうございました。又、来年もどうぞよろしくお願い致します。そして、皆様にとって来年が素晴らしい年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
【年末年始休業のお知らせ】
はせ工房は12月31日〜1月3日までをお休みとさせて頂きますので、ご理解を頂きますようお願い致します。 |
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パソコンが、完全に復旧しました。無くなってしまったものもありますが、バックアップしていたデータを取り戻し、不完全な部分は再度入力し、ようやく元の状態に戻りました。やれやれでした。
そして昨日は、昨年10月にテーブルと椅子のセットを納めさせて頂いたお客様のお宅から追加の椅子のご相談があって、お伺いして来ました。1年の経過ですが、使い込んだ色艶が出て貫禄がついていましたよ。やはり、この地方のヒノキ(東濃ヒノキ)は艶があり、最高のヒノキだと思いました。
週明けからは、「資料を展示する棚」の制作に入っていきます。 |
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「お客様へのご連絡」
先週末に壊れてしまったパソコンですが…まだ完全ではありませんが一旦復旧致しました。ご迷惑をお掛けしましたが、これでお問い合わせメールやご注文メールをお受けする事ができます。
もし、ここ数日の間に送ったメールのご返信がないお客様がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんが一度ご連絡を下さい。 |
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「お客様へのお願い」
先日の金曜日にパソコンが壊れてしまいました…。早急に復旧すべく対処しておりますが、現在メールを受け取る事ができません。申し訳ありませんが、お問い合わせやご注文などはお電話やFAXでして頂きますようお願い致します。(TEL/FAX
: 0573-27-3821) |
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工房周辺の紅葉が盛りになっています。入り口近くにあるイロハモミジは、例年11月20日頃が見頃になります。やはりモミジの紅葉は美しいです。
工房では、絵はがきを納めるケースが出来上がりました。全てに桧(ヒノキ)を使い、8列3段で24種類のハガキが入ります。組み立て方法に苦心しました。
今日からは、年末に向けて「豆いす」の制作に入っていきます。 |
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先日、お客様から「豆いすの脚が折れたのですが治りますか?」と問い合わせがありました。
多分修理できると思い送って頂いたところ、到着した「豆いす」は14〜15年前の二代目の型のものでした。(現在の「豆いす」は三代目です。)
見た目はそんなに変わりませんが、二代目と三代目は構造が違いますので、無理な使い方をすると脚の付け根から折れる事もあります。
折れた部分に接着剤を塗布し、元の位置に合わせてクランプで圧締しました。又、座面のシールなども剥がし、大まかな汚れを取った後に植物油で再塗装しました。
使用感のあるあめ色になり、立派な「豆いす」として生き返ってきました。これで普通に使って頂ければ、更に長く使って頂けます。
このように破損しても「ダメかなぁ」と思わず、どうぞお気軽にご連絡下さい。余程大きな破損でない限り、費用はサービスで修理致しております。(申し訳ありませんが、送料だけはご負担下さい。) |
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先日搾油した「エゴマ油」で、「豆いす」を塗装してみました。市販の油と比べて伸びる感じがしましたが、おそらく酸化促進剤(乾燥剤)などが入ってないからでしょうか…。その分、乾燥に時間がかかるかもしれませんが、仕上がりは同じような感じでした。今年は80mlの収穫でした。来年は作付け面積を増やし、塗料の自給が出来たらと思っています。

先週末は、工房の南西に立っていた桐(キリ)の木を伐採しました。椅子の座板の材料にする事が目的です。元口で40cmほど、年輪を見ると20年ぐらいでした。恵那に移り住んで25年…鳥が運んだ種?が根付き、自生で育ちました。初夏には紫の花を咲かせ、夏は日陰を作ってくれました。
枝や節の部分は薪に使い、小枝や葉っぱは燃やして消し炭にして田んぼに入れます。長い間ご苦労様でした。
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急に秋めいてきました。右の写真は工房の入り口の写真ですが、この時期の紫陽花(アジサイ)も綺麗ですよ。
ドウダンツツジやイロハモミジが色づき始め、ヤマザクラはもう半分ほど散っています。天気のいい日は気持ちいいですが、なんだかもの寂しくなりますね。
先日の日曜日は日本シリーズをTV観戦しながら、収穫した「エゴマの実」と「ツバキの実」を搾油しました。僅かな量ですが、単純な搾油機なので手間がかかります。
右の瓶のエゴマ油は、80mlぐらい採れました。(来年用の種を残してあります)
半分は食用として、残りを「豆いす」の塗料として使ってみますが、すごく楽しみです!
ツバキ油は220mlぐらいの収穫です。今年は裏年だったので少なかったです。(ちなみに去年は800mlでした。)
ツバキ油はオールマイティーの油で、顔や髪に塗ったり、刃物の養生をしたり、機械や引き戸の潤滑油として、そしてたまにはサラダにもふり掛けたりと色々使っています。
次回は「エゴマ油」の報告をしたいと思います。 |
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予定していましたイベント「VIVA!!Jivaフェスタ in ENA2013」は、台風27号の接近による悪天候が予想されるため開催が中止になりました。10月の下旬というのに、いくつもの台風が来ています。今年は我が家でも納屋が倒壊したり、ガラスが割れたりと被害を受けました。状況の良い時に、家屋の点検をしておく事をお勧めします。
先日、ドレッサー用のデスクを中津川のお客様宅に納めて参りました。このデスクはご主人から奥様へのプレゼントで、奥様には大変喜んで頂けました。
予定していた以上に制作時間がかかってしまいましたので、僕にとってはその笑顔が何よりのご褒美でした。 |
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ドレッサー用のデスク(キャスター付き)が完成しました。本体全てに桧(ヒノキ)を使用し、引き出しの側板は狂いが少ないように柾目の板を使用してあります。 |
引き出しの取っ手には欅(ケヤキ)を使い、ご依頼主と係わりのあるマークを私風にデザインしました。近日中に納品しますが、喜んで頂けると嬉しいです。
昨日からは「豆いす」の制作に入っています。現在は在庫が無くなり少し待って頂いておりますが、部材は出来ていますので今週末の完成を目指して頑張ります。お待ち頂いているお客様にはご迷惑をお掛けしておりますが、どうぞよろしくお願い致します。 |
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ドレッサー用のデスクを組み立てています。大きさは長さ75cm×奥行き50cm×高さ70cm(キャスター付)で、学習机を小さめにした雰囲気です。本体、引き出し、側板、裏板、底板の全てを桧(ヒノキ)で制作します。
引き出しが乗っかる桟は、太い材料を切り欠いて受けにしていますので、長年使用しても外れる事はありません。この構造は部材作りに手間がかかりますが、後からビスなどで桟をくっつけるより強くて綺麗な仕上がりになります。
これから駒止め用(天板を固定するもの)の部材を設置し、引き出しの制作に入っていきます。 |
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先週末に稲刈りが終了しました。久しぶりに風邪をひいてしまい、結局22日までかかってしまいました。
その後、倒壊した納屋は解体して薪として使う事に決め、カスガイや釘、アミなどを全て取り去り、木材は30cmくらいにしました。全てを終了するのに丸一日半…。

20数年前、地域の山の間伐作業の際に出た間伐材を頂き、山からロープで引っ張って道まで運び、皮をむいて刻んで建てたニワトリ小屋です。多い時にはオスが2羽とメスが7〜8羽ぐらい居ましたが、キツネにやられたりして段々少なくなり、最後のメスは飼い犬だったジョンに致命傷のパンチを喰らったので私が勇気を出して止めを刺しました。辛かった思い出です。そんな事やら生き物を飼う時間的余裕も無くなったりで、それから小屋は納屋として使っていましたが、その頃を思い出し時の流れを感じました。
明日からは「豆いす」の木取りをする傍ら、ドレッサー用デスクの制作に入っていく予定です。 |
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先日の台風18号の強風で、田んぼの北にあった納屋が吹き飛ばされ倒壊しました。22〜3年前に建てたトタン屋根のニワトリ小屋でしたが、中にはワラやハザの杭、鍬(カマ)などの道具を置いていました。土台を地中に埋めて柱を鎹(カスガイ)で接続した構造でしたが、土台が腐っていたのと土が削れていたため土台ごと倒壊した様子です。

修理して使うか解体して片付けてしまうか悩むところですが、台風一過の後は天気が続きそうなので、まずは倒伏した稲を稲刈りをする事に決めました。今年は例年通り手で刈りましたが、4時間半で上の田んぼ2枚をほぼ刈って、ワラで縛りハザを作って干した…ところでダウンでした。明日は下の田んぼです。果たしてどこまでいけるか…? |
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6月10日に植えた「エゴマ」の苗に、花が咲きました。ちょうどシソの花と同じように咲いています。さすがに肥っけのある畑に植えた方は背丈も伸び、まずまず順調ですが、開墾したての畑や畦の脇に植えた方はまだ花も咲いていません。

エゴマの実の収穫は、稲と同じくらいの今月下旬くらいでしょうか…?期待は出来ませんが、搾油して少しでも油が獲れればいいのですが…。
工房では、「桧(ヒノキ)のチェアー
H型」が完成しました。今週出荷の予定です。 |
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「桧(ヒノキ)のチェアー
H型」の本体を組み立て、隅木を取り付けました。この隅木を取り付ける事によってかなりの強度が増します。 |
今日からは座板の材料を選び、幅42cm×長さ46cmになるように、接ぎつけの工程に入ります。 |
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今週に入り、秋の気配を感じるようになって来ました。今朝の気温は16℃でした。風邪をひかないように夏ふとんの上に毛布をかけていますが、そろそろ冬ふとんに変えようか迷っているところです。夏の終わりは風邪をひきやすいので、皆さんも注意して下さい。

工房では、今週から「桧(ヒノキ)のチェアー
H型」4脚の制作に入っています。部材の加工が終了し、水引きをした後、部材の仕上げをしている段階です。
この椅子はお客様に気に入って頂き、2度目のご注文を頂きました。とても嬉しい気持ちで制作に入っています。週末には組み立てて、来週は座板の材料を選んで加工に入る予定をしています。
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酷暑が続いております。山里の笠置山周辺でも、昨日は36.2℃を記録しました。今日は午後から雨が降りそうで、気温も34℃ぐらいと少しは助かります。
工房では、スツール3脚の加工が終了しました。今回は初めて、木工旋盤を使って丸棒のほぞ加工をしました。この旋盤は6年ほど前にお値打ちに入手した中古の鉄工用機械で、重さはなんと2トンほどもあります。(旋盤加工の様子は又後日説明しますね。)
スツールの素材は、楢(ナラ)と欅(ケヤキ)です。4本脚と3本脚がありますが、脚の形のデザインはフリーハンドの8角形になっています。明日オイルを塗ったら完成です!
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「桧(ヒノキ)のほっこり椅子」を2脚と、同じ形で「栗(クリ)のほっこり椅子」を4脚制作しました。(左の写真の左側がクリで、右側がヒノキです。) |

ちなみに、ヌキの桟にはカゴをかけられるようにしてあります。 |
この栗(クリ)の材料の一部(座板の部分)は、2年半ほど前の整林作業で伐採した我が家の栗(クリ)を使っています。20mmの厚みに製材し桟積みしていたものですが、年輪を見てみると約30年生でした。私がここ笠置山に移り住んだのが25年前ですから、その時7年生ぐらいの栗(クリ)の木だったという事になります。
笠置山周辺の樹木は植林してあるため桧(ヒノキ)や杉(スギ)が多いのですが、地名が姫栗(ひめぐり)という事もあってか「山栗」も多く生息しています。栗(クリ)は水に強い事もあって、この地方では昔から家屋の土台に使われてきました。このように「身近な材料を使う」という事は大切な事だと思っています。
【お盆期間中の営業について】
お盆の期間中も通常どおり営業しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。 |
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工房西側の田んぼの脇にオニグルミの木がありますが、今年も梅やぶどうの巨峰に似た実がなっています。
今年は実が多くなる「表年」なので、9月になると野生のリスと取り合いになります。種の中の実を取るのは手間がかかりますが、パンに入れたり味噌ダレに入れたりすると美味しいんです。
オニグルミの木があると田んぼにとっては影になってしまうため、数年前に伐採するか迷いましたが、今思えば伐らないで良かったと思っています。 |
工房では、「豆いす」が13個完成しました。明日からは、「桧(ヒノキ)のほっこり椅子」の制作に入っていきます。 |
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週末に、豆いす6脚豆いす(大)が2脚完成しました。引き続き、後脚と前脚の部材作りの作業に入っています。 |
工房周辺では、里より少し遅れて「ガクアジサイ」が美しくなりました。梅雨時の長雨や、蒸し蒸しした暑さを癒してくれますよ。 |
食用と家具の塗料に使いたいと植えた「エゴマ」の苗は、植えてから5週間になります。
僅かな畑に植えた苗は土が良い事もあってかそこそこ元気に育っていますが、田んぼの畦(あぜ)と開墾したての畑の苗は、肥っけがないためかなかなか大きくなりません。もう少し早く気が付けばよかったのですが、鶏糞を少し与えました。
田んぼの方は、農家の田んぼの稲と比べると成長は随分と遅いです。毎年、堆肥(周辺の落ち葉と生ゴミと草を混ぜたもの)しか入れていないので、株の分けつも少ないです。それでも米が収穫できるのは、何十万ものオタマジャクシやカエルのうんちのお陰かなと思っています。でも今年はオタマジャクシが例年と比べると少ないように感じます。 |
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梅雨が空けて、ここ笠置山も一気にカンカン照りの夏空になって来ました。大変な暑さです。どうぞお身体を大切にして下さい。
工房の西にある田んぼの奥でモズやメジロが「ピーピーチュッチュ」とやかましくしてるので見に行くと、今年初めて花を確認した「ウワミズザクラ」に小さな実がいっぱい付いていて、それを必死に食べていました。木に近づいていくと鳥たちは逃げていきましたが、2〜3羽のメジロはおかまいなしで突っついていました。(2枚目の写真中央にメジロがいます。)

美味しいのかな?と興味が沸いて、その紅く熟した小さなサクランボを私も食べてみたところ、少し苦味はありましたが甘かったです。鳥にとっては最高の食料になるなと思いました。
工房では「豆いす」と「豆いす(大)」の制作を続けています。座板の加工と、背板の部材の加工・仕上げを平行しています。週末までには完成させたいと、熱中症にならない程度に汗を拭き拭き頑張っています。 |
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先週末に、国産材ミズナラのデスクとアームチェア2脚を、愛知県岡崎市のお客様のお宅へ納品に伺って参りました。納入にはお客様の息子さんに手伝って頂けて助かりました。
取り扱いの説明や材料のお話をさせて頂いたり、お客様からは木工展に行った経緯や購入に至ったお話などをお聞きする事が出来ました。「気に入っちゃって衝動買いしてしまいました(笑)」との事でしたが、帰りには更にアームチェアを1脚、追加でご注文を頂きました。ありがとうございました。
結局、持参したデジカメで写真を撮る事を忘れてしまいました。思い出したのは、恵那に向かって帰る高速の途中でした。(写真は展示会の時のものです。) |
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先日の「木の家具40人展」でデスクと共にアームチェアを2脚ご注文を頂き、不足分のチェア1脚を制作していましたが、そのアームチェアがやっと完成しました。1脚の制作は効率としては悪いですが、念入りに作り上げる事が出来ました。 |
そして、午後からは「豆いす」の部材作りに入っています。座板に使う柾目(まさめ)の板の木取りをしたところです。明日からは、板を幅25cmにするために接ぐ工程に入っていきます。 |
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急に暑くなって来ました。雨らしい雨は降らず、梅雨はどうなるのでしょう?近くの農家の方は、田んぼや畑の水不足で悩んでおられます。幸い我が家の田んぼは、水の心配はなくまずまず育っていますが、先日定植した「エゴマ」の苗には毎日水をやっています。 |

工房では、先ほど「豆いす」が10個完成しました。明日からは、一日かけて工房内を片付け、アームチェアの制作に入っていきます。 |
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以前から気になっていた、荏ごま(エゴマ)栽培の見学をしてきました。恵那市武並町で荏ごま栽培をしているI.Mさんは、約90坪程の畑で60kgの荏ごまを収穫し、18Lの荏ごま油を採るそうです。1メートル間隔で畝(うね)を作り、30cmの間隔で5〜6個の種を撒くのだそうですが、ちょうど芽が出ていた所でした。
ちなみに、荏ごま油にはアルファリノレン酸が豊富に含まれ、健康食品であると共に家具の自然塗料としても使われています。はせ工房でも来年から荏ごまの栽培を始めようと思っていましたが、去年のこぼれ種から発芽した苗が7〜15cmぐらいになっていましたので、それを頂ける事になりました。
早速、持って帰った苗を既存の畑に19株、畦(あぜ)の脇に2箇所20株、更に残った苗を植えるため林の中のスペースを急遽、畑に開墾しました。25年前に恵那に移り住んで以来、度々開墾作業をしていますが、今回は久しぶりの開墾作業となりました。


9月には収穫できますが、上手く成長するか少し心配です。制作した家具の塗料として使えたら、これほど素晴らしい事はありません。 |
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「木の家具40人展2013」が終了し、ほっとしております。名古屋での家具の作品展は、1997年名鉄百貨店の「木の家具展
-くつろぎと木の仕事-」以来でしたので、以前からのお客様や同級生達も来て頂いたりで大盛況となりました。
充分に対応できない場面もありました事をどうぞお許し下さい。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
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今週末の31日から開催されます「木の家具40人展2013」に向けて慌しく準備をしておりますが、出展する「豆いす」と出荷する分の「豆いす」が本日完成しました。
6月2日までの会期中は毎日会場に詰めておりますので、機会がありましたら是非お気軽にお立ち寄り下さい。
PS.工房北側のヒトツバタコ(なんじゃもんじゃ)が満開になりました。 |
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先週末、田植えが完了しました。コシヒカリの苗を作って頂いている農家の先輩に少し手伝って頂きましたが、なんとか今年も植え切りました。
紙マルチ農法では、160cm幅のロール紙を敷きながら手で植えていきます。大変な作業ですが、草が生えないので除草作業が無くなる事や除草剤を使う事がなく、安心して食する事が出来ます。
これから稲刈りまでは水の管理をするだけなので、田植えが終わると本当に一息つきます。田植えを終えてふと見ると、田んぼの脇にあるヒトツバタコの花が甘い香りを放って咲き始めていました。

夕方は、久しぶりに夕焼けが綺麗でした。工房では、豆いすの部材作り(脚部分)をしています。来週27日頃には完成する予定です。 |
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今年のゴールデンウィークはいい天気が続きました。新緑がとても清々しいです。工房の西の森には、ウワミズザクラが今年初めて満面に花芽をつけて咲いておりました。
恵那にきて25年になりますが、この木がなんだか分らないままでした。花の図鑑や詳しい人にお聞きしたら、川沿いや湿地に生息するとの事…以前にも幹の上の方で少しは咲いていたのかも知れませんが、全く気付きませんでした。「豊かな自然が残っているなぁ…」とつくづく思います。
先日、名古屋のお客様のお宅に、スウィートチェア4脚とスツール1脚、そして改修したテーブルを納めて参りました。お客様には13年ほど前に楢(ナラ)材の座卓と、お子様の誕生ごとに「豆いす」を納めさせて頂いておりましたが、改修のテーブルはその座卓の脚の位置に合わせて高さ35cmの脚部を作り、69cmの高さになるようにしました。もちろん取り外す事も出来ます。

A4サイズのスライド式の引出しも付けました。座卓部分は、再塗装をすると深い色艶が出ていい感じになり、お客様には大変喜んで頂きました。 |
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「豆いす」が10脚完成しました。週明けからは再度「豆いす」作りに入りますが、ちょっと一息入れられそうです。
28日と29日は田植えの準備でした。田起しした田んぼに水を入れ、1回目の代掻き(しろかき)を完了しました。最近の米作りでは乗用のトラクターを使いますが、我が家の田んぼは小さいので歩行用の耕運機をお借りして耕します。田んぼの中を3時間ぐらい運転しながら歩き、隅の所は備中鍬で耕すのでしっかり運動になります。夕食のビールが最高です。
傍らでは、シバザクラがあざやかに咲いていました。今年のシバザクラの花芽はいつもになく多いように感じます。 |
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ようやく「スウィートチェア」が4脚完成しました。なんとか納期に間に合う事ができて、安心しました。
背板と脚とヌキにはミズナラを使い、座板にはミズメザクラ(あずさ)を使いました。ミズメザクラは非常に堅く粘りがある材料ですので、座を抉(えぐ)るのに時間がかかりました。2〜3日後には右肩の張りが強くなり、今でも痛いです…身体の衰えを感じます。
昨日からは「豆いす」の制作に入っています。作ってあった部材の仕上げをして、週末には完成させるため引き続き頑張っていきます。 |
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スウィートチェアの座板をおしりの形に合わせて抉(えぐ)っています。ドリルのキリで大まかに掘り込んだ後、丸反り鉋(まるぞりかんな)で優しい曲面を作っていきます。
大変に根気のいる仕事で指や腕が痛くなりますが、考え方を変えれば腹筋と上腕前腕の筋肉、そして握力の鍛錬にもなります。合間に違う作業を入れながら、痛みを緩和して進めています。
工房周辺では源平のハナモモが開花しました。源平とは赤と白の花が混じっている品種で、7〜8年前に植えたものです。春爛漫の雰囲気です。ミツバツツジも咲き始め、新緑も爽やかな季節になりました。 |
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4月9日付けの中部経済新聞に、「桧のほっこり机」と「桧のほっこり椅子」が掲載されました。1面に小さいカラー写真付きの案内記事と、地方面に詳しい記事が載りました。
はせ工房単独で新聞に掲載されるのは、29年の歴史で2回目です。(1回目は最初の個展の時で、朝日新聞の地方版でした。)
「桧の豆いす」の事も説明して頂けて嬉しいです。これからも、より一層丁寧な物作りを目指して行きたいと思います。 |
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春の嵐とやらで冷たい風と雨…寒いですね。3日ほど前の暖かかった日に、工房入り口のサクラがようやく咲きました。冬の寒さが厳しかったせいかでしょうか…花芽が少なく、まばらに咲いています。
ユキヤナギやコブシ、ツバキも寒そうに咲いています。工房の西の雑木林には、コウヤミズキが黄色のぼんぼりのような花をたくさん付けていました。

もうすぐミツバツツジやヤマザクラが咲き、新緑の季節が始まります。これから秋にかけて、恵那は本当にいい所ですよ。機会がありましたら是非あそびに来て下さい。
工房では、オリジナルのスウィートチェアを制作しています。前脚と後脚に接合する、座板のほぞ加工を終えた所ですが、15/100の傾斜がありますので細心の注意が必要になります。(右側の写真は過去に制作した完成品のスウィートチェアです。) |
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「豆いす」が8脚と「豆いす(大)」が2脚、完成しました!
それぞれの座板の大きさは、28cm×25cmと33cm×30.5cmです。高さは20cmと27cmになっています。数値的には少しの差ですが、実際に座ると見た目より違いは大きいです。
「豆いす」は1歳位から大人まで、「豆いす(大)」は3歳位から大人まで使用できます。ご年配の方が「和室用にいいから」と購入される事もあります。 |
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朝晩はまだまだ寒いですが、ここ笠置山もようやく春らしくなって来ました。ショージョバカマのピンク色がすごく綺麗です。ウメも咲き始め一気に満開状態です。
急に温かくなったので、春の野良仕事も大変です。厳しい寒さが続いていたので、来冬用の薪作りや樹木の剪定、落ち葉集め、田んぼの準備等々、冬の終わりから初春にかけてする作業も延び延びになっていました。
そこで、仕事の合間に時間を作って、薪を1ヶ月分くらい作りました。あと3ヶ月分残っていますが、伐採だけでも済ませておかないといけません。(遅くとも彼岸までが伐採の時期になります。) |
工房では「豆いす」と「豆いす(大)」の制作に入っています。脚部の部材の加工が終了し、背板の加工に入っています。今週中には完成する予定です。 |
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アセビが咲き始めました。アセビは桧(ヒノキ)や杉(スギ)に寄生して育つ木で、「馬酔木」と書きます。
温かい地方では既にサクラが開花しているようですが、ここ笠置山ではウメも咲いていません。まだまだ寒く、ロウバイやマンサクの黄色い花が今だに満開状態です。
昨日14日は旧暦の2月3日で、夕方西の空のペーパームーン(薄い三日月)がとても綺麗でした。 |
工房では「豆机」の制作に入っています。前回の制作からですが、天板の厚みを薄くしています。デザインがスマートになり重さも軽くなって、お子様が持ち易くなっています。
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豆いすの背板に名前を彫るところを、お客様が写真を撮ってくれました。
鉛筆で下書きをし、トリマという機械で彫っていきます。机の端と自分の胸で豆いすを固定し、左手で機械の動きを安定させながら右手で彫ります。緊張する時間です。
彫った後、消しゴムで鉛筆跡を消し、バリを取るため細かいペーパーを掛けます。

最後に塗料を塗り、拭きとって完了です。

簡単なようですが、豆いすづくりの中で一番緊張します。 |
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先日、横浜市のお客様に「栗(クリ)のテーブル」を納めた後、茨城県のお客様のお宅へメンテナンスに伺いました。13年前の2000年2月にベンチやテーブル、アームチェアを納めさせて頂いたのですが、ベンチの後脚に緩みがあるというご連絡を受けていました。補強の部材と再塗装の準備をして伺いましたが、補修が完了すると深みのある色艶で貫禄のある家具になりました。
「テーブルも格調高く輝いています。ベンチもかっこよく直り、安心して使えます。長谷さんにメンテナンスしていただき、テーブルたちも喜んでいる感じがします。また愛着がわきます!」と後日連絡を頂きました。大変嬉しいお言葉でした。 |
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お待たせ致しました!ようやく「豆いす」が完成しました。
12個のうち既に5個を出荷致しましたが、その内の1個はアメリカのカリフォルニア州行きでした。今までにもハワイやスイス、ドバイ、オーストラリアなどに送っていますが、世界のあちらこちらで「豆いす」が活躍していると思うと、大変に頑張り甲斐があります。
今日から、更に追加の「豆いす」の制作に入っていきます。 |
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お待たせしております「豆いす」ですが、明日25日には加工が終了し塗装に入ります。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さいませ。 |
今年に入ってからは、座板の材料に桧(ヒノキ)の中でも最高優良材の木曽桧(官材)を使用しています。樹齢が300年ほどで木目が細かく、日本が世界に誇れる優良材です。木口の年輪は1年で0.5〜1mmぐらいで、建具に使われる事も多いです。
この材料は座板で100枚分ぐらいは取れそうですので、しばらくは綺麗な座板を楽しんで頂けると思います。(今までも厳選した東濃桧を使用していますが…。)
話は変わりますが、今年の冬は長いですね。工房の南側と北側に積んでいた薪が底をついてしまいました。充分と思っていた薪が残り1〜2日で無くなりそうです。なるべく化石燃料を使わない生活を心がけているので残念ですが、これから石油ストーブの時間が増えそうです。早く春が来て欲しいですね。 |
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17日の日曜日は、先日完成した「栗(クリ)のテーブル」を横浜のお客様のお宅まで納めて参りました。幅150cm×奥行80〜88cm×高さ70cmというサイズです。お客様からは、「想像していた以上の出来栄えで、とても嬉しい」とのご感想を頂き、私も嬉しかったです。

恵那は朝7時ごろ出発し、初めて新東名高速道路を通りました。片側3車線の区間が多くてトンネルも多い上、カーブが少なくて舗装もしっかりしているので快適に移動できました。浜名湖や太平洋といった風景は見えませんが、富士山が近くに見えて大きく感じました。 |
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寒いながらも、日差しはだんだんと春の光になって来ました。工房近くにある「ロウバイの花」が、香りと共に華やいでいます。例年は1月上旬から中旬に咲くのですが、今年は「マンサク」と同時に咲いています。

工房では、「豆いす」の部材である背板の加工をしています。今回は12個制作していますが、少しでも子供たちが握りやすいように幅と奥行の寸法を2mmずつ小さくして、長さ280mm×幅48mm(今までは50mm)×奥行40mm(今までは42mm)にしました。
見た目には変わらない程度に思えますが、どうでしょうか?完成したら、また見て下さい。 |
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栗(クリ)のテーブルが完成しました。幅150cm×奥行80〜88cm×高さ70cmというサイズです。天板と脚部の接合は、吸い付き桟に切り込みを設けて木栓(もくせん)で固定しました。いつもより脚の線を細くし、スマートな感じに出来上がったと思います。

天板の面は柔らかく優しい手触りに仕上げました。下の部分には3本の「ツナギ」を設けて、新聞や書籍を置けるようにしてあります。
お客様には、随分とお待ち頂きましたので、少しホッとしております。 |
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中断していた「栗(クリ)のテーブル」の制作に入っています。大きさは長さ150cm×幅80〜88cm×高さ70cmほどで、天板の厚みは3cmあります。2枚の栗の板を接ぎ付けてあります。
現在は「落とし蟻」の接合部の加工をしています。台形の形をしたアリ溝用ピッドをハンドルーターに取り付け、アリ溝を掘っていきます。
ほぞが頭でっかちなので頭が入るように四角の入り口を設け、玄翁(ゲンノウ)で叩いて引き寄せていきます。この桟で板の反りをくい止めるので、「吸い付き桟」とも言います。

「線は細く、天板も薄く、全体はシンプルに」というご依頼で制作していくのですが、私自身どんな感じに仕上がるのか楽しみです。 |
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25日の土曜日は、朝からしんしんと雪が降る一日でした。寒い中「豆いす」の組み立て作業から始めましたが、朝の休憩はストーブにミカンを載せて温かくして食べました。
これがなんとも美味しいんです。20数年前に初めてこういう食べ方をした時はスッパイ感じがしましたが、今は好物の一つになりました。
気分良く仕事が進み、夜には11個の「豆いす」が完成しました。待って頂いているお客様の4個に名入れをして、塗装も完了…本日出荷しますので到着を楽しみにお待ち下さい。
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先週は18日、19日と「き業展」に出展してきました。私は多治見での展示会は初めてでしたが、この展示会は毎年規模が大きくなり、来場者も過去最高という事でした。日本一暑い街で有名ですが、人気のゆるキャラ「ウナガッパ」も会場を盛り上げていました。
ご来場の皆様、実行委員会スタッフの皆様、そしてはせ工房でお買上げ頂きましたお客様、本当にありがとうございました。

工房では、翌日から「豆いす」の制作を再開しております。週末には完成する予定です。
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厳しい寒さが続いています。月曜日の降雪は東京では大変でしたが、恵那は途中から雨になり運良く積雪はありませんでした。
工房では「豆いす」を制作しておりますが、先日「桧(ヒノキ)の学習机と椅子」が完成しました。学習机は幅75cm×奥行50cm×高さ69cmと少し小ぶりの机で、重さが9.5kg程なので簡単に移動できます。引出しは5cmの深さで、底板にも桧(ヒノキ)の板を使ってあります。

椅子は幅38cm×奥行40cm×高さ66cm(座の高さ41cm)という大きさで、部材が細めなので3kgと軽いのですが、「隅木」を設けてありますので強度はあります。
近いうちに名前をつけて定番作品にする予定ですが、1月18日(金)と19日(土)に多治見で開催の「き業展」に出展致しますので、機会がありましたら是非ご来場下さい。 |
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愛犬「ハナ」の散歩を兼ねて、自宅から650mほど下った所までいつも新聞を取りに行くのですが、せっかくなので元日は日の出の時間に合わせてカメラを持って出掛けました。
元旦は曇りの予報でしたが、いい初日の出を拝む事が出来ました。
元日から2日にかけて、昨年の9月に収穫した椿の実(約5kg)を搾油機で搾りとる作業からスタートしました。ろ紙の袋に100gぐらいづつ入れて圧縮します。何回も繰り返す非常に手間のかかる作業ですが、1日半かけて約1リットルの椿油をとる事ができました。刃物の養生と、髪や身体に塗ってハゲや乾燥肌の予防に使っています。(笑)
話は変わりますが、先日恵那の武並町で荏胡麻(えごま)を栽培し、食用として自給されている方のお話を聞く機会がありました。5a(150坪)ほどの畑で30kgの実を収穫し、10リットルの荏胡麻油をとるそうです。私も畑を借りて荏胡麻の栽培をして油をとり、食用と家具に使う自然塗料として自給したいなぁと思いました。 |
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明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。そして、皆様にとって本年が希望のある素晴らしい年になりますよう心よりお祈り致します。
はせ工房の物作りの原点は、「使い易く」「丈夫で」「優しい」事ですが、今年は観点を少し変えて「デザイン」の比重を高めていきたいと考えています。新しい作品も出していきますので、ご覧頂けると嬉しいです。
【年末年始休業のお知らせ】
はせ工房は12月31日〜1月3日までをお休みとさせて頂きますので、ご理解を頂きますようお願い致します。 |
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