桧(ヒノキ)の間伐材は、3mで3寸角(9cm)が取れれば建築材として母屋(もや)又は大引きの材料になり、2.5寸角〜1.5寸角が取れれば垂木(たるき)又は根太(ねた)の材料になります。
ところが現在の日本では、間伐材だけ伐採して出荷しても人件費や運賃代が出ない状況にあります。これでは3.5寸角以上の柱が取れる立派なヒノキを育てるための間伐ができません。
健全な森林は、治山や治水、そして二酸化炭素吸収のためにも必要なものであり、人類や地球にとって貴重な財産でもあります。まずは、間伐材が出荷できるような対策を行政は考えて欲しいものです。
間伐材を利用する事も大切ではないかと思い、以前「丸太のベンチ」を制作して展示販売もしましたが、残念ながらあまり人気がなかったです…。 |