6月から7月にかけて、先端が淡紅色の化粧ブラシのような形をした花が咲きます。恵那に住み始めて1〜2年後、工房の北側の崖の下に自生していた小さな苗を発見しましたから、樹齢は25年ぐらいでしょうか。現在は10mぐらいになっています。「合歓の木」と書きますが、夕方になると小葉が閉じて垂れ下がるので、「寝るの木」が転じたと思ってました。
淡い紅色の花は、乙女の恥じらいのような可愛らしい感じがします。マメ科の木なので、枝豆のように鞘の中に実(種子)ができます。そして、この木の子ども達があちこちに芽を出してきます。
枝は大きく広げていく樹形になっていきます。テレビのコマーシャルで「あの木、なんの木、気になる木〜♪♪♪」と歌っている木は、ハワイ・オアフ島にあるネムノキと聞いています。 |