田んぼの西側に去年から赤い実を付けるようになった木(?)が、今年も実を付けました。図鑑で調べてもなかなか分らなかったのですが、おそらく「マユミ」ではないかと思います。
その理由は…赤い実が9月から12月頃まで残り、初雪の頃でも赤い実が目立つ事。葉っぱが楕円形で尖り、ふちに鋸歯がある事。樹皮は灰白色で縦に少し裂けている事です。
写真のマユミの大きさは、樹高が8〜10mで胸高直径(地面から1.2mの直径)が10cmぐらいです。もう1本右手の方に、樹高6〜7mで胸高直径5cmぐらいのものも自生しています。
漢字では「真弓」と書き、枝がよくしなるので昔は弓の柄に使われていたようです。緑の中に赤く目立つので、庭木や盆栽としても使われています。私も、毎日田んぼの水を管理する時に眺めていますが、実に癒される優しい赤色です。 |